個展「Immortal≒いもーたる!」 の世界に入って…
3月6日から始まった、岡田彩夢さんの個展「Immortal≒いもーたる!」
あの初日の1部でみた夢が溢れる光景は未だに忘れられません
今から、作品を見た感想、考察をそれぞれ書いていきたいと思います。細かい内容の感想までかかれているのもあると思います。まだイラストを描き始めて半年の自分の脳内をフル活用させた感想、考察、妄想なので温かい目で見ていただければ幸いです。(見てなくて見に行く予定の人は…見ない方がいいと思います…)
岡田さんがの個展以前に描かれた可愛らしい「ばぶばかりんさん」のイラスト(うまれたままのきもちと描いてあるがタイトルは不明、太陽がでんでん太鼓なの可愛い)がはられた扉の先にはたくさんの色とりどりの作品が待っていました。
「■月■日食堂にて」 モデル 中村朱里さん
4コマ漫画にて中村さんらしさが描かれた作品
まず4コマ漫画のイラストを写真用紙にプリントして。その上にアクリルガッシュという絵の具を塗る手法に驚かされました
どことなく、写真用紙の艶と漫画のタッチがマッチしていて、注目する点としては、赤い眼光をぎらつかせたところは赤色のアクリルガッシュが上から塗られていて、中村さんの眼をすごく強調させてると感じました
アクリルガッシュ…ふむふむφ(・ω・ )カキカキ
中村さんの「二面性」を漫画の中でリアルに表現しているのかなと思いました。それを忠実に表現している岡田さんが凄いとしか言いようがありませんし、岡田さんが描く中村さんの世界を感じてとても素敵でした
「きらめきとやわさ」 モデル 根本凪さん
するどさとやわらかさを表現していて、カーテンの向こう側のベッドでそっと寝ている様子の根本さんの様子を見るたび、周りの色づかいや手の握りしめ方が内面を表現しているような、すっと心の中にはいってくるような感覚がまさにそうなのかなと感じました。おこげも描かれていてとても可愛らしかったです
根本さんらしさが詰まったとても素敵な作品でした!
「あこがれ」 モデル 的場華鈴さん
一面薄紫に包まれていて、真ん中に大きくたたずむ頭身の的場さんの周りをデフォルメチックに描かれた色んな仕草の小さないろんな的場さんが包んでいる。かわいいフリフリの衣装や頭につけているリボンは可愛さを一層に加速させています。薄紫色の中に均質な線で描かれた的場さんがとても際立っているように感じました。岡田さん自身の的場さんへの憧れの気持ちと、そして的場さんが憧れている想像(普段あまり着ないフリフリ衣装を着てるところ)が絵に込められてるように感じました。
「どこにでもある朝」 モデル 山本莉唯さん
朝起きたてで眠そうに洗面台の前にいる山本さんの表情をボールペンで細かく描いていて
何よりすごいと思ったのは朝の全体の背景の色を色鉛筆で優しく爽やかに表現していたところです。色鉛筆の塗り方でこんなにも世界は変わるのだろうかと驚き、朝の背景と起きたての山本さんの表情や仕草が自然でとても素敵だなと思いました。コップのマークがねこの肉球なところも山本さんらしさがつまっていました!
「浮遊感」 モデル 隈本茉莉奈さん
今回の個展の会場が「ギャラリーくらげ」さんということでくらげをモチーフにしていて紙にインクで描かれた、たくさんの隈本さんがふわふわにちりばめられていてみてとても癒されます。色鉛筆の色合いは優しさ溢れていて、くらげの雰囲気ととても似合う色の表現をしていて色鉛筆の本当に凄いと思いました。また、ヒトデなどの海のマスキングテープを使うことでより、海の中にいるくらげを表現しているみたいでとても素敵でした。岡田さんからみた隈本さんはくらげのようにふわっと包み込んでくれる優しいイメージがあるのかと思っています。とてもマッチしていて癒してくれる世界です
「赤より熱い」
モデル 清水理子さん 中村朱里さん
描いていてボツが4枚もでて、それぐらいこだわりにこだわり抜いた作品であり、この作品を見る度、岡田さんのこの作品への想いや情熱が凄く伝わってきます。キャンバスに白と黒と淡い青色のアクリルガッシュで表現されていて、タイトルの「赤より熱い」が表してるように情熱の色と言われている赤色を使っておらず岡田さんの「炎は青の方が温度が高い」(ちなみに赤は1500度、青は10000度)言葉に赤以外でも情熱的な表現ができることにとても胸をうたれました。2人の着ている服もセーラー服にしたのも背景と二人の関係性がとてもマッチしていて素晴らしいなと思いました。2人の視線の先には描いている岡田さんであることを想像するとより、「いいな」とホッコリしてしまいます。あかりこオタクである岡田さんの2人への愛がたくさん詰まった渾身の一作、本当に素晴らしかったです。
「Detective」 モデル 的場華鈴さん
名探偵的場華鈴!!と位置付けるような作品。
探偵あるあるの虫眼鏡から証拠を発見した時の的場さんの眼がキラキラして目を輝かせているところが的場らしさが詰まっていてとても可愛い。探偵の衣装の柄や色がきめ細やかで、コピックで忠実に再現されて描かれていて素敵だなと思いました。コピック今後アナログ絵も描きたいので、購入したいなと思っています。
コピック…っと...φ(・ω・ )メモメモ
発見した時のビックリマークやDetective karin、影を色鉛筆で描いてるところや英語のマスキングテープを使って英国紳士の名探偵ホームズの雰囲気をかもし出しているところに岡田さんのこだわりがあるなと思いました!
「瞬間、永遠」 モデル 蛭田愛梨さん
雷様になった蛭田さんの表情は大人らしさもかもし出していてとても素敵だなと思いました。
凄いと思ったのは絵の具の余り(グレーと黄色の絵の具)で下地を描いていたら、いい具合に雷雲っぽくなったところの発想力が本当にずば抜けてまさにアーティストだなと感じました。
「瞬間」の雷の表現も紙を雷型に切って貼っているところが創作的で自由さを感じ、眼の色をピンクに表現してるところも可愛らしいなと思いました。タイトルにも入っている「永遠」という言葉はよく蛭田さんが無心で使う言葉で、天気はいつの時代にも永遠に存在するということも含めこの作品の世界と合わさっていて素晴らしいなと感じました。
「おいしいネタ」 モデル 岡田彩夢さん
個人的にとても好きな作品の一つです。
中国の美しいごちそうの中に紛れ込んでいる岡田さんが背景色が非常に独特な雰囲気を出していて、同じアクリルガッシュの絵の具でもこんなにも違う世界を出せるのだなぁと深く感じました。岡田さんの眼の色も緑に表現しているようなところも自分を強調させてる表現してるのかなと思いました。(他の作品にもこのような表現されているので注目です)
何より注目すべき点は料理名とこの世界の背景、岡田さんがお皿の上でかがみながら座っていて食べようとしている人の指を咥えている姿が描かれていますが、そのお皿の前に料理名の札が置いてあってよく見ると1文字は掠れていて、もう1文字は八と書かれています。多分これは「八八」と書かれていて、8月8日に生まれた岡田さんを表してる表現だと思われます。雰囲気が「八九ちゃん」に似ている気がして、去年の12月頃岡田さんが八九ちゃんの説明で数字の違う傀儡もたくさん製造されていると記載されていたので、「もしかして…」と思う匂わせもあると思いました。人の指を咥えていて、左に水が入ったコップが倒れていて、そのそばにある手が弱々しく描かれているような感じがしました。これはもしかして「八八さん(岡田さん)」が「人の生き血(生気)を吸っていたのでは?」と思いました。キョンシーは生き血を吸うために人を襲うといわれているので、ここで言う「おいしいネタ」は中華料理にまぎれている「八八(岡田彩夢さん)」という料理ではなく、キョンシー?「八八さん」にとっての「おいしいネタ=人間」と考えると「うおっ!」と思ってしまいました。あくまでこれは自分の考察であり妄想であるのであまり深くとらえないでください。
はい笑
ですがこの作品での考察、本当に楽しかったです。次行きましょう!
「1950's」モデル 鶴見萌さん
1950年代のアメリカの衣装が可愛いらしく、その風合いある衣装に背景の「△」「〇」「-」、目のキラキラした感じのポップさもとても可愛らしく素敵で、タイトルの背景にとてもぴったしだなと感じました。カバンの中からお菓子がこぼれ落ちれるくらい、お菓子が大好きなところも鶴見さんらしさがつまっているなと思いました。見ているととても元気がでてくる作品でした。
「tiny」モデル 岡田彩夢さん
ちいこき猫のNyayameさんが描かれていて、背景の水槽の水の量のメモリはちいこきNyayameさんの成長を指してるように感じました
虹コンに入っての成長といいますか、もっともっと高みへ目指して行きたいメッセージも詰まっているようなそんな気持ちになりました。tinyなNyayameさんがこれからhugeなNyayameさんになってたくさんの夢を叶えてほしいです
「きみのまほう」 モデル 山本莉唯さん
魔法少女感たっぷりつまっていて、魔法使いの衣装が近々とみると絵の具の自由の表現の仕方がすごいなぁと圧倒され、表現された衣装もとても可愛いらしく、山本さんにぴったしだなと思いました。周りに描かれているレベルアップしてる山本さん(レベルアップ計画より)や散りばめられた宝石のマスキングテープの表現が綺麗で衣装とマッチしてとても素敵でした
RPG「RIONYAN QUEST」というゲームが出たら、主人公はこんな風だったかもしれないですね
山本さんらしさがたくさん詰まってるこの作品
最高でした!
「手繰り寄せてお月さま」モデル 鶴見萌さん
宇宙に広がる世界に笑顔で楽しんでる宇宙飛行士鶴見さんを見てるとこの広大で美しい世界にひきこまれてしまうくらいの魅力があります。
宇宙の背景を絵の具とラメをチラして、広大な宇宙を表現してるところや宇宙飛行士のマスキングテープが貼られてるところも宇宙に行ってる表現をより強めていて素敵だなと思いました。
宇宙で活動する時に使う酸素ボンベを大好きなかき氷で表現していて、岡田さんの発想力がとても素晴らしいです。
鶴見さんらしさがたくさん詰まっていて、宇宙=ふわふわガールの鶴見さんにぴったしの作品だなと感じました!
「夏のまぼろし」 モデル 蛭田愛梨さん
東京出身、東京育ち「都会っ子」の蛭田さんがもし、田舎娘だったらという岡田さんの想像が形となり、田舎娘の素朴感を紙と色鉛筆、コピックの素材だけで表現している世界にとても感動してしまいました…
麦わら帽子にスイカをはむ蛭田さん 今まで僕達も虹コンメンバーの方々も蛭田さん自身も想像していない世界を描きあげた岡田さんの創像力は本当に素晴らしいです。
想像したらとてもキュンときてしまいますね。
多分この作品を見た、誰しもが1度でいいから麦わら帽子にすいかを食む、蛭田さんを見てみたいと思ったはずです(確信)
「ゆめみて18歳」 モデル 山崎夏菜さん
フリフリの衣装を着て魔法少女感漂う、山崎さん。ボールペンで1発描きした上にラメの入った絵の具を上に塗り、ボタンとリボン(布)、うさぎのマスキングテープで装飾し表現は本当に夢が溢れてる世界を表現していて感動しました!
特にボタンとリボンの表現は山崎さんの夢が具現化して飛び出してきているような感じがして、山崎さんが真っ直ぐで純粋なところをイメージしたのかなと思いました。
山崎さんらしいキラキラしているところもとっても素敵でした!
「ツグム。」 出演 清水理子さん
東京スカイツリーからみた夕暮れと夜の景色の背景をバックに「ツグム。」の世界を感じながら歌っている清水さんの1つ1つの表情が映し出されているような感じがしました。動きの一瞬一瞬を繋げるからこそできる映像作品であり、スカイツリーから眺めている清水さんとスカイツリーの下にいる清水さんの場面での表情の違いや、夕暮れから感じる切なさもひしひしと感じました。
とても素敵な映像作品でした!
「カメレオン」 モデル 隈本茉莉奈さん
写真プリントされた隈本さんのイラストにいくつものアクリルガッシュの絵の具を上から塗り立体的な表現を使っているところが素晴らしかったです。数々色に包まれた中から視線をのぞかせる隈本さんを見ているとどことなく不思議な感じが伝わってきて、岡田さんは表現力がいつも素晴らしい隈本さんだからこそ、どの色の場所でも溶け込める「カメレオン」のように例えたのではないかと感じました。
非常に魅力的に溢れる素敵な作品でした!
「成長痛」 モデル 山崎夏菜さん
スカイツリーから見た東京の美しい景色に大きくそびえ座り込む山崎さん。その表情は恥じらい、右目に涙をためながら見ている。
背景は撮影して、その上にデジタル絵を描き、プリントされたデジタル絵の上にアクリルガッシュの絵の具を描いた技法が本当に素晴らしくて、夕暮れの背景と山崎さんの姿がとてもマッチして溶け込んでるように見えました。
青盤は成長をテーマにして描いたと岡田さんが説明していて、岡田さんから見た山崎さんの成長が634mあるスカイツリーと同じくらいの高さくらい大きく成長してることなのかと感じています。
それぐらい山崎さんの成長速度がすごいと感じていて、こちらから狙いを定めている描写があり、狙いたいぐらい、ひきこまれる素晴らしい個性を山崎さんがもっていて、それをスカイツリーから見た夕暮れの背景と合わせて描いているのかなと感じました。
右目から多く涙が出るのは、うれし涙といわれていて、山崎さん自身もここまで成長して山崎さんの真っ直ぐで純粋な性格からうれし涙を流してるのではないかと思いました。純粋に考えて成長することは嬉しいことですからね。見る度とても感動してしまう作品で本当に素晴らしいです。
「開拓」 モデル 大和明桜さん
卵の中から生まれてきた、ちいこき大和さんの姿がとても可愛らしくて愛おしい表情をしていてとても素敵です。
デジタルイラストを写真で印刷して、卵の殻の表面や模様の部分をアクリルガッシュで立体的に表現し、パステルカラーは、大和さんの内面の優しいイメージをだすために使われたのかなと思いました。
大和さんの成長もこの作品に描かれていて、自分でトンカチ(ハンマー)をもっていることから、自ら殻を割って破って出てきた様子がとても伝わってきます。それが大和さん自身が切り開いて、成長したという証が描かれているように感じました
青盤の作品は成長がテーマになっていると岡田さんが話されてる通り、青盤の2人のどの作品も成長と優しさがストレートに伝わってくる素敵な作品だなと思いました!
「無償の愛」モデル 大和明桜さん
初日にこの作品を見た瞬間に心臓が撃ち抜かれるくらいの衝撃がありました
ボールペンで髪の曲線、表情やしぐさ、手の握り全てが綺麗に表現されていてバックの背景もこの作品の世界を色づかせていて、感動してしまいました
大和さんの青い瞳はこちらを真っ直ぐに見つめていて、見返りを求めることなく相手を愛する意味がある無償の愛を表現しているのだろうかと感じてしまうぐらいひきこまれてしまいます
岡田さんが虹マジのガチカップリング選手権で大和さんと公認カップル「だぁあお」となり、その中で感じたことも含まれているのだろうかと思うと、ホッコリしてしまう自分がいます…
大和さんの真っ直ぐに感じるがままに、前に進もうとしている姿勢も無償の愛とリンクしているかもしれませんね
「求心力」 モデル 根本凪さん
根本さんが等身大のように映し出されていて、見ていくうちにひきこまれていきました
アクリルガッシュの表現も強すぎず、凄く柔らかくて自然体に表現しているような感じがしてとても素敵でした
鋭い眼差しでこちらを見ていて、腰には剣とカードケース?(デッキケース?)つけていて、どの姿をみてもひきこまれる正に「求心力」をもったありのままの根本さんの姿が描かれていて緑盤でその姿を近くで見てる岡田さんが感じ取った根本さんの魅力が詰まった作品だなと思いました。
ここまでが自分の見てきた作品の感想や想い、考察でした。
日々個展に通う度、新しい発見がありとてもワクワクしています。岡田さんの虹コンメンバーへの想いがたくさん詰まった夢が溢れた世界にひきこまれていきました。いつか、自分も岡田さんのような夢のような世界を描いてみたいなという気持ちが生まれていて、かけがえのない思い出、経験になってます。半年前を振り返るとこんなにも絵を描くことや作品の感動を感じて幸せな気持ちになれるなんて本当に夢のようです。
アナログ絵で使う道具も今後揃えてアナログ絵や二次創作にも少しずつチャレンジしていきたいです。
これからも夢が叶った岡田彩夢さんが彩る世界を存分に楽しんでいきたいと思っています。
本当にありがとうございます!